雨漏り補修の作業や修理価格について
雨漏りは建物の躯体にまで影響を及ぼす場合があるので、気付いたらすぐに修理することが望ましいのですが、いくらぐらいかかるのかということも気になります。
適切に修繕するためには「雨漏り場所を正確に突き止めること」です。 そしてそれが起きる「原因が何なのか知る」ということも大切です。それぞれの原因によって修理の方法も変わってくるからです。
以下は主な雨漏り工事の種類と、それぞれの工事についてのご紹介です。
・瓦・ストレートの雨漏り修理
瓦やストレートに物が当たると、ヒビが発生することがあります。ヒビの入った瓦やストレートは雨漏りの原因となります。 新しい瓦やストレートに交換して、コーキングする工事で、比較的安価に修繕できます。
・棟板金の雨漏り修理
棟板金から雨漏りしている場合は、棟板金が浮いていたりして寿命になっている可能性があるため、ヌキ材と棟板金の交換を行います。足場を組む必要がありますが、修理は2日程度で完了します。
・漆喰の雨漏り修理
漆喰は屋根材よりも寿命が短いため、雨漏りの原因となりやすい箇所のひとつです。古い漆喰を取り除き、漆喰を塗り直します。細かい作業が必要で腕の良い職人さんの仕事になるため、やや割高な作業になります。
・ベランダの雨漏り修理
意外と見落とされがちなのがベランダ外装の亀裂です。ベランダ外装の亀裂から染み込んで雨漏りに繋がることがよくあります。修理は簡単で、防水コーキングを行うだけで雨漏りを止めることができます。
一概には言えませんが、修繕箇所により5万円~200万円とさまざまです。また原因によっては火災保険の「風災補償」の対象である可能性もあります。
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